医療グループ「徳洲会」創業者の徳田虎雄さんが86歳でお亡くなりになり、悲しい絶望の思いです。
私が高校生の昭和60年頃に、徳田虎雄さんは出身地である徳之島に病院を建設しておりました。
虎雄さんの母と私の祖母が従姉妹同士なので遠い親戚になりますが、その当時の病院建設を見て、東京へ出で来て、同じ政治の道である横浜市会議員になった私にとっては憧れの方です。
かれこれ10年前に一度だけ入院されていた鎌倉湘南病院へお見舞いに伺い始めてお会いしました。その時に、虎雄さんはもうお話しする事は出来ませんでしたが、文字版を目で指して「今度、千葉に病院を建てているので、是非、そこを観に行って貰いたい」と、お話ししてくださいました。
ご自身が難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患い看護下にありながらも、一人でも多くの患者さんを守る為に病院建設を行っている事に感動•感銘を受けました。
「生命いのち だけは平等だ」との信念を掲げ、「年中無休・24時間オープン」を理念に全国で病院や診療所を展開し地域医療の向上に貢献した徳田虎雄さんは徳之島•日本の誇りです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。