クラウドファンディングを活用し「帆船日本丸の航跡を末永く未来へ」 ~ 無線日誌の修復及び船体維持修繕プロジェクト ~
帆船日本丸は 1930(昭和 5)年に建造された練習帆船として、多くの船員養成による海運業への貢献、 わが国の造船技術史上貴重であること、航海日誌や無線日誌などの記録類が多く残っていることが高い 評価を受け、2017(平成 29)年 9 月 15 日に国の重要文化財に指定され、5年目を迎えました。
2018(平成 30)年度には、ドックの海水をすべて抜き、帆船日本丸の船底等の大規模修繕を行いましたが、船内は木製部分の腐食や、鉄製部分の錆びつきなど、継続的な維持修繕が必要となります。そこで、重要文化財指定 5 周年の節目の年に帆船日本丸の指定管理者である帆船日本丸記念財団がクラウドファンディングにより広く寄附金を募り、損傷の激しい無線日誌の修復及び船体の維持修繕を目指すものです。※横浜市新聞報道より