三男が就職試験の実技で、私が30年前に設計した徳之島の実家をえんぴつスケッチして採用が決まりましたなにが嬉しいかというと、いつも母の事を馬鹿にしているのに、同じ建築の道に進み、最終的には私の設計した家をスケッチしプレゼンをしてくれた事。大学院在学中には、私の名刺やイベント等のチラシを作成してくれたり、お兄ちゃんの誕生日には、自分でデザインした携帯ケースをプレゼントしてくれたりと兄弟想いなところ。
徳之島の実家は父の夢である箱庭で、どの部屋からも庭が眺められる設計で、30年前に2級建築士になって設計した最初で最後の建築物。庭にはションベン小僧の置物が置いてあり、それが小さい頃の子供達にそっくり。
選挙の時に頂いたお祝いの蘭の花は、枯れたら全て徳之島の実家に送っており、この10年間でたくさんの蘭が、箱庭の石に根を張り綺麗な花を咲かせています。設計は、えんぴつ一本で、あとは自分のセンス次第。
息子もこれから遠い地で大きな花を咲かせて欲しいなぁ