コロナ禍でお会いするのを避けており、もっぱらLINEで近況交換しておりました。一人暮らしの冷凍庫も拝見させて貰いながら、終戦直後のお話しを伺いました。日本郵船にお父様が勤めており、上海(その当時は上海はイギリスの植民地だったとの事)に住んでおり、16歳で日本の国策会社の華中鉄道に勤めていた時に終戦を迎えたとの事。昭和20年8月16日に、高松宮殿下が昭和天皇の詔勅をもって上海に飛行機でこられ、終戦を知られた事を新聞で知ったと、70年以上前の事を、まるで昨日の事の様にお話ししてくださいました。たまたまテレビで池江璃花子選出の決勝の瞬間をLIVEで観戦できて感度で涙しました。長年、上海第一日本高等女学校の昭和17年卒業の同窓会幹事をされていたとの事で、責任ある事を任されている人はなかなか老いる事がないのだなぁ〜、と、実感して帰宅しました。
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