神奈川県内で平成30年度に人工妊娠中絶件数は11,470人(全国161,741人)その内の20歳未満の内訳は、15歳未満10人(全国190人)15歳 29人(全国475人)16歳 100人(全国1,356人)17歳 152人(全国2,217人)18歳 258人(全国3,434人)19歳 440人(全国5,916人)20歳未満総数989人(全国13,588人)アフターピルとは緊急避妊薬(EC薬)で、①避妊に失敗した際、緊急的に内服する避妊薬②性交渉後3日以内、ないし5日以内に内服すれば避妊の効果が期待できる③避妊率を限りなく低くしてくれる(1.4%から3.2%程度)④避妊に失敗した時や避妊をしていなかった際に、緊急的な手段として翌朝に内服される事が多いことから「モーニングアフターピル」や「アフターピル」と呼ばれている。昨日は神奈川県議会の小川議員のお声かけで女性の超党派の県議会議員、市会議員、町議会議員が一同に集まり『性犯罪から女性を守る〜アフターピルについて学ぶ』と題した勉強会を実施。その中で、上記の中絶に関する数字がでて参りました。中絶をする事による心の傷、その後の妊娠に影響が残るかと危惧します。幼い頃から父親など近親者から性的被害に遭っている様な子供達や性犯罪から女性を守るのはもちろんですが、産婦人科で実際に多くの女性を診察してしている女医さんから、性産業で働いている女性達の現況も伺う事ができ、様々な課題も教えて貰い、そんな女性達も守ってあげたいとも思います。そして、女医さんの講演から、人間の成長段階に合わせた『性教育』について教えていかなければならないと改めて感じ、2017年の刑法性犯罪改正が110年ぶりに行われ3年経過した中で、私は①GPS機器装置の義務付ける等の新たな手法検討②被害者がワンストップ支援センターにつながる為の体制強化。特に、緊急避妊等に要する費用や診療科・カウンセリング料の公費負担制度。③年齢に応じた性教育の充実を強く要望します。この様な貴重な勉強会の場を設けてくださった小川先生には心より感謝申し上げます。※我が家には息子が3人おりますが、「SEXする時には結婚したいと思う人として」のりみの遺言です。
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