技術力をどの様に維持し継承していくかが課題となっており、これは横浜市をはじめ他の都市や町でも同じかと思います。
昨日は、その課題解決に取り組んでいる大阪市水道局の体験型研修センターを視察。現在は事務所、技術職、技能職の割合は約400人づつであるが、この10年間で1000人削減されました。更にこれから技能職が退職していくまでに、その技術力を技能職へと繋いでいきたいとと説明あり。
平常時はもとより異常時の緊急対応も含め、取水から浄水、配水、給水に至る水道のトータル運営ノウハウを体験しながら習得できる。
特に印象だったのは、『大阪市水道局令和アカデミー講座』として、大阪市水道局では事務・技術を問わず、様々な学術的な専門知識や資格、学位を持った職員が在籍しており、自己実現インセンティブの観点から知識欲に燃える優秀な若手職員も在籍しており、教える側、教わる側のそれぞれの立場からface to faceによる学術的な交流を確立して、切磋琢磨する関係を構築することにより、組織及び職員双方にとっても相乗効果を発揮しているとの事。
午前中は柴島浄水場も視察し、大阪を含めての地域的な課題や過去の歴史から高度浄水処理導入に至った経緯についても学んできました。
横浜は地形的にも恵まれて、蛇口を捻ると美味しいお水が飲める事の幸せを改めて実感❣️








