感染症と免疫力腸内細菌博士が教える新型コロナ予防法藤田紘一郎 東京医科歯科大学名誉教授を読み終えました!新型コロナウイルスに関して、悶々としていた想いがすっかりと解決出来ました。皆様、必見です。本文は購入してから読んで欲しくて、『はじめに』『おわりに』の一文を、、、。はじめに、、、しかし、新規感染者の急増に不安を感じる必要はない、と私は思っています。日本人にとって、新型コロナの病原性は、大きな脅威にならないと考えるからです。、、、。実際、日本での死者は、累計2610人(2020年12月15日現在)です。比べて、季節性のインフルエンザでは年間で約3000人が亡くなっています。これは、インフルエンザ感染が直接の死亡原案になった人の数で、感染によって慢性疾患が悪化して死亡した人の数を含めれば約1万人になります。、、、。おわりに私は過去に世界の約70カ国をめぐり、70代までに毎夏インドネシアに滞在して医療調査を行ってきました。外から日本を見ると、「日本とは不思議な国だなぁ」と感じる事が多くありました。その不思議さを今のコロナ禍でもたびたび感じます。例えば、政府が「GO TOキャンペーン」をスタートさせようとしたとき、「なぜ今なのか」「ウイルスを拡散させるだけ」と大変な批判が集まりました。ところがいざ始めると、キャンペーンを活用する人が多く、予算が足りなくなってきたと報道されました。人が外に出ると、ウイルス拡散の状況を見れば、感染者が増えるのは当然です。そこを理解して、GO TOキャンペーンの利用を一人一人が考えたはずです。しかし、いざ感染者数が急増すると、再び「GO TOキャンペーン」がよくなかったのではないのか、と批判が出てきました。割引で旅行や食事ができると喜んでいたはずなのに、、、。そんなときに出てくるのが、「国や行政主導で、対策をもっと厳しくするべきだ」「国対応が遅すぎたのではないか」という意見です。多くの国の人たちは、国に自主性を規制されることを嫌います。ところが、日本人の多くの人は、国民の行動に対策を講じることのできない主導者を責めます。その意見からは、自主性を奪われることより、「国がなんとかしろ」という思いの強さを感じずにはいられません。つまり私たち日本人は、集団のなかで横並びでいることや、指示を仰いで生きているほうが楽、という性質を持ってしまっているのでしょう。難しいことを考えなくてもよいし、失敗の責任をとらなくてもよいからです。、、、。
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