21世紀という大きな歴史の転換点にあたり、新たなまちづくりへの対応が求められています。
金沢21世紀美術館は、ミュージアムとまちとの共生により、新しい金沢の魅力と活力を創出している。
平日にも関わらず、年齢に関係なく幅広い多くの来場者がある事に驚きました。
まさに円形でガラス貼りの建物の如く、開放感のある存在です。
敷地面積は約2万7千㎡。延床面積約1万7千㎡。
円の直径は11m。高さ15m。外周350m。全体事業費は約200億円(建設費約113億円、用地費約78億円、外構約4億円)入り口が4ヶ所(表と裏のないアートサイクル)で、入館料がいらないフリーゾーンの設置が特徴。
妹島和世+西沢立衛/SANAAの設計令和6年度の予算は、支出は人件費2.6億+事業費2.2億+施設管理費5億=9.8億円収入は利用料収入4.6億円+市指定管理料4.6億円+物販等収入0.6億円=9.8億円北陸新幹線開業後は平成29年には237万人と推移していたがコロナ禍で令和2年には87万人と減少はしたが、昨年度は197万人にまで増加。
サスティン会員が約110社(1口5万円、30万円、50万円)や約1800人の友の会の会員が支えている。
今後は、ウイズコロナ・ポストコロナに向けた対応、来館者の利便性の向上、施設の老朽化への対応や、周辺の文化施設との連携、デジタル技術の活用、施設のリニュアルなどの課題がある。
視察は現場を見て、生の声が聞けますので、議員としてとても貴重な活動の一つです。