今朝はLINEで講話をさせて頂きました。以下はその内容です。「コロナ禍で自宅で過ごす時間ができ、本を読む機会が増えました。青葉区選出の小島健一県議会議員の講演を聞きました。その中で紹介されましたのが、『命がけの証言』漫画家 清水ともみ+静岡大学教授 楊海英習近平・中国による「強制収容所」の恐怖、文化的ジェノサイド、臓器狩り、中絶の強要など、漫画を通して分かりやすく書かれておりました。この本に登場する人達は、証言する事で、祖国にいる家族や親戚が人質として捉えられており、まさに、『命がけの証言』です。涙がとまらず、恐ろしさで身体の震えが止まりませんでした。中国政府が新疆ウイグル自治区で行っていることが「ジェノサイド(大量虐殺)」の定義に当てはまるかどうかが、国際社会の大きなテーマになっている。米政府は新疆ウイグル自治区での人権弾圧を「ジェノサイド」と認定したが、日本はそうした表明にはとても慎重でした。ウイグル人たちの真実に目を背けないでください!私は、それが残念でなりません。国際社会に広がる懸念が、世界中に大きなショックが広がったのは2月初旬、英BBCの報道がきっかけでした。報道は、新疆ウイグル自治区の施設にいた女性らの証言を基に、施設内で組織的な性暴力が行われていたという内容でした。 新疆ウイグル自治区の人権状況に関しては近年、少数民族に対する強制労働や不妊手術の強制、子供に対する同化教育などを告発する報道や報告が次々に出されている。治安対策としてウイグル人らへの監視や取り締まり、収容施設への移送を強化していることを示す中国政府の「内部文書」も取り沙汰され、報道機関などによる分析が進んでいる。ウイグル人など100万人以上が中国国内で強制収容されているとの見方もあります。米国は「ジェノサイド」と認定 国際社会に懸念が広がる中、他国に先駆けて強い対応をとったのが米国です。 ポンペオ元国務長官は退任を目前に控えた今年1月19日、中国政府が新疆ウイグル自治区で行っている行為を「ジェノサイド」と認定し、「私たちはウイグル人を破壊するための組織的な企てを目撃している」と断言しました。 ジェノサイドはギリシャ語の「人種・部族」とラテン語の「殺す」を組み合わせた造語で、第二次大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺を非難する文脈で使われるようになりました。一昨日、嬉しいニュースが入りました。ワシントンを訪米している菅総理が、ホワイトハウスでバイデン大統領と初めて会談し、日米同盟強化の具体的な方向について検討を加速する事で一致して、「台湾」を盛り込んだ他、香港や新疆ウイグル自治区の人権状況について「深刻な懸念を共有する」と異例の言及を行ったことです。また、拉致や尖閣にも言及してます。今朝の会長先生のご著書でも、日本人も外国人も植物までも地球上の同じ存在であるとありました。私は、この本を読み、日本人に出来る事は、この真実に目を背けないで、周りの人達に伝える事だと思いました。是非、皆様も清水ともこ著書『命がけの証言』を読んでみてください。」
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