オンラインでの確定申告の手続きや、身分証明書として利用できるマイナンバーカードは、現在「特別定額給付金(一律10万円給付)」のオンライン申請に必要なものとして話題になっていますが、交付開始から4年以上経った2020年4月1日時点で、発行された枚数は2033万枚で16%の取得率です。では、その導入のメリットとしては、①行政を効率化し、人や財源をより合理的に国民サービスに振り向けられます。②社会保障・税に関する行政の手続きに関しても添付書類の削減や、マイナポータルを通じたお知らせサービスなどによる国民の利便性を向上します。③所得をこれまでより正確に把握することで、きめ細やかな社会保障制度を設計し、公平・公正な社会実現を促進します。 さらに、マイナンバーカードやマイナポータルは、民間活用を含め、IT社会 の基盤として、より多くの形での活用が可能となります。金沢区では登録者数43,826名(4月30日現在)で全体の22%と市内では3位と上がってきています。こうした中、普及を進めようと総務省がキャッシュレス決済事業者と連携し、マイナンバーカード保有者を対象にポイント還元を行います。「マイナポイント事業」と呼ばれるもので、2020年9月から2021年3月末までの7か月限定で実施されます。還元率は25%、20,000円分の買い物での利用・チャージに対し1人あたり5,000ポイント(5,000円相当)が付与されます。所得や年齢などの制限もなく、誰もが対象となる事業ですので、まだ取得されていない方は、是非、申請してみては如何でしょうか?私は今年度は市民委員会の副委員長を所管します。市民の皆様が安心・安全な市民生活を過ごせる様に議論して参ります。
