今回の新型コロナウイルスで最も恐ろしいのは、『目に見えない敵に対する不安』ではないかと『想い①』でお話ししましたが、
次に怖い事は、
その『不安や恐怖』から『憎悪・偏見・差別』をもたらす事ではないでしょうか。
今朝、たまたま早起きしてNHKの番組『和解の島〜ハンセン病 対話の先に〜』を見ていて、ハンセン病となり沖縄にある国立療養所沖縄愛楽園で長年療養していた方と、その療養患者達を偏見で差別していた島民との、和解の為の対話の模様を見ました。
過去の偏見、差別の経験談を聞いている中で、改めて今回の新型コロナウイルス拡大による『憎悪・偏見・差別』がない事を祈ります。私の元へ、「横浜市では感染者に関して在住の区まで発表して欲しい」との、ご意見がきます。私は敢えてそこまでは調べておりませんし、もし知り得ても教える事はないかと思います。不安や恐れは人間の生き延びようとする本能を刺激し、ウイルス感染に関わる人や対象を日常生活から遠ざけたり差別するなど人と人との信頼関係や社会との繋がりが壊されてしまうのではないかと危惧するからです。今、必要な事は、『冷静な判断能力を持つ』事であり、基本的にいわれている
感染症を防ぐ為に、
『手洗い』
『咳エチケット』
『人混みをさける』
ひとり一人が衛生行動を徹底する事ではないでしょうか。
さまざまな立場で、それぞれの場所で感染を拡大しない様に頑張っています。
私は、この事態に対応している全ての人達に心より感謝申し上げます。
■ハンセン病
人類の歴史上もっとも古くから知られ、恐れられてきた病気の一つであるハンセン病は、らい菌(Mycobacterium leprae)が主に皮膚と神経を侵す慢性の感染症ですが、治療法が確立された現代では完治する病気です。1873年にらい菌を発見したノルウェーのアルマウェル・ハンセン医師の名前をとり、ハンセン病と呼ばれるようになりました。
※日本財団のホームページより
https://www.nippon-foundation.or.jp/…/projects/leprosy/about